レトロゲーム配信の継続に赤信号?

[2025年6月23日]

自分もVtuberをやるに当たって、いっちょ自分の得意なレトロゲーム関連のゲームでも実況をやってみるかと思ったのだが、フと「待てよ? これは結構このジャンルの存続が危険で危ないんじゃないの? レトロゲーム配信は止ーめよっと」と思ったことを書いてみようと思う。

レトロゲームハードがもう保守できない

まずレトロゲームマニア視点から申しますと、もうまともに動くレトロゲームハードは市場に存在しないと存じますのです。

ちなみに保守パーツ用の良質なジャンクも残ってないです。スッカラカンカンです。これは何年も前から実はそうなのです。

今レトロゲームを実機でプレイしている配信者は恐らく、過去にこの状況を見越して良質ジャンクを買い溜めした人か、資金的に余裕があり、プレミア価格でも完動品のレトロゲームハードを買える人のみだと存じますです。

一部、超マイナーなゲームハードについてはまだ良質ジャンクは残っているかとも存じますですが、そういったものについてもいずれ同じ状況になるかと存じますです。

物理ゲームハードが維持できない=配信できない

ゲームハードメーカーはコンプライアンスで、ハードウェアエミュレーションでの配信を禁じています。

なので上記したような原因で、結果的にレトロゲームの配信はそう遠くない内に不可能になっていくのではないかと予想されるのです。

改造ゲームハードでも配信できない

実はレトロゲームハードの維持そのものは、そんなに不可能なわけでもないのです。

レトロゲームハードのカスタムパーツは有志で作っている方々が結構いて、それを用いれば、保守そのものはできないこともないのです。

ただし、これもゲームハードメーカーのコンプライアンスで「改造品で配信してはならない」というものがあるのです。

だったら、メーカーが公式交換パーツを保障して作ってくれよ、とゲームマニアからしては思うところがないでもないのです。

ていうか法律で「商品を補修する権利」が保障されている国もあるくらいであり、日本はそういう国に比べて遅れているとも言えるのです。

日本でもレトロゲームマニアみんなで「商品を補修する権利」を獲得するために活動するべきなんだと存ずる次第でございます。

ちなみに

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